【初めての方に絶対読んで欲しい記事】月村正樹ってどんな人?本音のプロフィール書いちゃいます

実は私、自慢出来るものが何もない人間なんです≫

月村正樹 

1985年12月11日産まれ

アライアンス幼稚園

小山小学校

荏原第六中学校

卒業

歯並びがきれいな妻、

「2015年産まれ」のかわいい女の子、

「2018年産まれ」のかっこいい男の子

の4人家族

私は、東京都品川区で産まれ育ち何不自由なく過ごしてきました。

8歳離れた兄と、5歳離れた姉がいます。

歳の離れた兄弟だったのであまり喧嘩するようなことも無く、
甘やかされてきました。

母も末っ子だから私にはだいぶ優しくして育ててきたのだと思います。

小さいころはなんでも姉に相談して特に姉が私の面倒を見てくれていました。

兄や姉を見て私はどうしたらうまく立ち回れるかを考えずに行動できるようになってきたのです。

ここでずるがしこく、要領の良い人間になったのだと思います。

【私は本当に「人より出来る事も無く、出来ない事も特に無い」至って普通の人間です】

学生の時の成績もオール3に4が少し。

何をやっても人並みには出来るので困ったことはありません。

特に目立つような人間でもありません。

小さい時から変わらないものは
「目立つ事も嫌いだけど目立たなすぎる事も嫌い」

戦隊もので言うなら
「リーダーの赤じゃなくて陰から支える青が好き」

自分を出すのが苦手で、とりあえずみんながうまくいっていればいいや。

「触らぬ神にたたり無し」これが座右の銘でした。

赤い炎では無く、青い炎が好きです。

今でも「自分の売り」って何だろうと考えると何も出てきません。

実はそれが私の昔からの悩みなのです。

【冷めた目で見ていた学生時代】

自分の進路は中学生の時から冷めた目で

「だいたい自分の人生こんなもんだろうな」

と冷めた目で見透かしていました。

「あの高校に行って、サラリーマンにはなりたくないから専門に行って、こんな人生なんだろうな」

と思っていました。

良いか悪いか現実は本当にそれ通りの人生になったのです。

高校生の時は遅刻が1年で3ケタ行くことが当たり前でした。

小さい時からやっていたサッカーも、
遊びが楽しくなって辞め、

モテるだろうと思いバンドをやっていました。

本当にちゃらんぽらんな生活でした。

何をやっても中途半端。

そんな人生でも良いのかなと思っていました。

だって不自由って感じた事無かったでしょ?

美容師という職業は中学生の時から何となく

「やるとしたら美容師だな」と決めていました。

姉に育てられた影響からなのか、

髪型やファッションには人より気を使っていました。

中学時代から髪をセットしているのは学校でも自分だけでした。

まわりの友達に
「もっとこうしたら良くなるのになぁ」

といつも思っていました。

それに、周りから「今何してんの?」って聞かれたら
「美容師だよ」
って言うとかっこいいと思っていました。

そんな思いもあったので美容師の専門学校に行きました。

専門学校もとりあえず今まで通り生活していれば

楽勝だと思っていました。

それが、入ってすぐに
「これはやばいぞ…」と思い知らされたのです。

美容の専門学校は女性担任がめちゃくちゃ厳しくて
今まで通りが通用しない人でした。

ぶっちゃけて言うと
「なんなんだこいつは、ウザったい」と内心思っていました。

クラスのみんなも初めはそう思っていたでしょう。

その先生は私には無い

「喜怒哀楽を周りにわかりやすく表現してしまう人」でした。

機嫌の良い時はみんなに愛想ふりまいて、怒っている時にはホームルームで口も利かない…

悲しいとみんなの前で泣くし、楽しい時にはみんなと思いっきり楽しむ

学校生活を送っていくうちに、その先生の持つ
「私には無い魅力」
にドンドン惹かれていきました。

卒業するころには「本当にこの人が担任で良かった」と思える恩師でした。

私が幹事に抜擢された卒業パーティーでは先生も生徒もみんなで大号泣。

本当にこの先生から色々なことを学べました。

こんな先生のように自分をさらけ出したい…

ちなみに遅刻するのが当たり前だった私は

専門学校時代、無遅刻無欠席でした。

【悔しくて泣いた夜】

今まで大きな挫折という物を味わったことの無い私は、美容室で働きはじめて小さな挫折を味わいました。

挫折という程の事ではないのですが…

専門職に就くと「技術」というのはもちろん一番大事で
とにかく練習です。

私は、自分がなんでもそつなく出来ると自負していたのに、

ここでもくじかれました。

ほとんどの美容師は味わっていると思いますが、
朝から晩まで立ちっぱなし

営業が終われば終電まで練習

店長や先輩から毎日怒られまくりです。

ムカつきすぎてぶん殴って辞めてやろうかと毎日思ってました。

だけど辞めれなかったんです。

というより美容師という仕事が楽しすぎて、

辞めるよりも、出来ないことが出来ようになった時の楽しさが勝っていたんです。

名前を憶えてもらったり、
シャンプーは僕にやってほしいと指名してくれたり。

お客さんと話すことが本当に楽しかったです。

スタイリストになれる期間はお店によってさまざまです。

1年のところもあれば6年のところもあります。

私の勤めていたお店ではだいたい3年くらいでした。

今までそつなくこなしてきた自分なら余裕だなと思っていました。

しかし私は1年くらい遅れてしまい
なかなかスタイリストになれなかったのです。

スタイリストになった時には、「おまけ」でスタイリストになれたのです。

スタッフがみんないる前で

「このままスタイリストにしてあげなかったらコイツ腐っちやうからとりあえずスタイリストに昇格ね」

私はスタイリストを目指して一生懸命頑張って来たけどこの時、
全く喜べなかったのです。

その晩、悔しくて仕事で初めて泣きました。

その時のことは絶対忘れない

絶対に見返してやる…

そんなうれしくないスタイリストデビューだったのです。

それでもスタイリストになってからは今よりもっと楽しくなりました。

「髪の量が多くてまとまらないお客さんの悩みをこのカットでこうしてあげたい」

「白髪を気にしているこの人にはなるべく痛ませないようにこの薬を使おう」

そのお客さんを良くするためにどうしてあげたら良いのか考えていたら

すごく楽しかったのです。

私を指名してくれる人も少しづつ増えて来て、
とても楽しく仕事をしていました。

だけど
「私はこれでいいのだろうか」と思い始めた時がありました。

お店のキャンペーンの為に、その人には本当はやらなくても良いはずのメニューの売り込み。

こんな事言ったら嫌な思いをさせてしまい、来なくなってしまうのではないかという恐怖で、
当たり障りのない営業トークでの対応。

せっかく自分を指名して来てくれているのに、自分は仮面を被ったままでいいのだろうか…

あるとき、担当しているお客さんにその時のショックが多きすぎて自分が失恋したことをぽろっと話しました。

あまりお客さんにこんな事を話してもどうかなと思っていたのですが、

私が自分を包み隠さず失恋の話しをしたことですごく親身になって聞いてくれました。

すると、その人は大江戸温泉のチケットを、
「これで身体も失恋の涙も流して来なさい」

と20分かけてわざわざ一度家に帰ってから持ってきてくれたのです。

私はその手を握り締めて
「神様!」
と叫びました。

この時
「もっと自分を出して良いんだ。なんでもっと早くそうしなかったんだろう」と強く思いました。

自分が本音でお客さんと向き合えばお客さんも自分をしっかり見てくれる。

「自分という人間が商品でもあるんだ。自分自身が変わらなくてはいけない。」

それから私は仕事がもっと楽しくなりました。

「自分の事を恰好つけずに本音で向き合い、お客さんの悩みやヘアスタイルに本気で力になってあげたい」と思いました。

「色々話したあのお客さんにまた早く会いたいなぁ」
と思っているのです。

【言いたくても言えない…】

私はこの仕事が好きです。

だってこんなに人と話しが出来てなおかつ自分を頼って来てくれる人がいる。

自分だけの世界に居たら知らなかった事も教えてくれるから。

その代わりに私はその人が毎日を楽しく過ごせるように

 ヘアスタイルをケアしてあげる。

昔、ある番組でお年寄りの方がこんなことを言っていました。

「病院に行くより美容院」

この言葉が僕の心の軸にあります。

美容院に来て少しでも元気になってもらえたら。

その人の人生をヘアスタイルを通して
そっと背中を押してあげる。

そんな美容師でいたいと思っています。

「自分の意見を言う事や自分を出すのが苦手」

そんな人って多いと思うんです。

飲食店で態度の悪い接客を受けたり、

料理に髪の毛が入っていたとしても文句を言えないこともあります。

美容室で最後に鏡を見せられ
「いかがですか?」

と見せられても

「本当はもう少しこうして欲しいのに…」

そんな思いもあるけどなかなか言いづらい。

家に帰ってから前髪などを自分でできるところは切り直してしまう事もあるんじゃないかと思います。

私も同じです。

だからこそ、私の理想は

お客さんと担当の美容師という関係だけでなく、

「お互い自分の本音で話しあえる美容師」でありたいと思っています。

「今まで言いづらくて我慢していた事も、この人になら言って良いんだ」
そう思わえるようになりたいのです。

なので私も「今までこんな事言ったら来なくなってしまうんじゃないか」という恐怖も顧みずに

自分をもっと出していきたいと思ってます。

さらにそんな関係をどんどん増やしていって自分とお客さんのつながりを深めるだけでなく、
お客さん同士もつながり、お互いがプラスになれるような関係になりたいです。

私達美容師は仕事柄、
人よりいろいろな人生を送ってきた方とお話しする機会があります。

職種もさまざま。

だからこそ
「こういう事で困ってるんだけど…」

そんな人の力になるため、

私がそのことを助けてあげられるような人を紹介し、

お客さん同士をつなぎ合わせる事で本当の仲間ができるのではないかと思っています。

そんな、
人の役に立てる紹介が出来て本音で話せ、自慢できる仲間
になりたいと思います。

そんな仲間がいる人生って今より楽しそうじゃないですか?

美容室は今じゃコンビニよりも多くなっています。

そこから「どこの美容室に行こうか…」と決めるのは大変ですよね。

値段もピンキリ

当店は決して安い方ではありません。

ですので

「いつも賑やかなお店が良い」

「美容室は値段が安いのが1番」

「とりあえず早く終わらしてほしい」

そんなお客さんはココヘアワークスには合わないと思います

どうぞ他のお店に行ってください。

ココヘアワークスは

リラックスしてもらえるように

「他のお店よりも丁寧すぎるくらいシャンプーに時間をかけます」

髪を痛ませないように

「まるでトリートメントしているかのような、こだわり抜いた白髪染めを提案します」

私は仕事中、カッコつけないし、いらない事を言ってしまうかもしれません。

だけど

やらなくていいようなセールスは勧めません。

自宅でも何もセットなどしない方であれば、

場合によっては希望のヘアスタイルでも

出来ないことは出来ないと言います。

なので他の美容師さんとは少し違うかもしれません。

その代わりに私を頼って来て下さるのであれば

本音でお話しし、本気であなたの力になりたいと思っています。

青い炎って、実は赤い炎と違った熱さがあるんです