髪の傷みにはトリートメントがおすすめ!髪の痛みの3つの原因も解説

髪の傷みにはトリートメントがおすすめ

「パサつきが気になる」、「抜け毛が枝毛をどうにかしたい」など、髪に関する悩みはつきないものです。髪が傷んでいると感じたときはトリートメントで修復を図りましょう。

今回の記事では、髪の傷みの補修にはトリートメントがおすすめといえる理由についてご紹介します。髪の傷みが気になる方は、この記事を参考にしてください。

髪の基本構造


髪の傷みの修復を知るためには、はじめに髪の基本構造について理解しておきましょう。ここでは、髪の構造や髪の周期について見ていきましょう。

髪の3層で構成されている


髪の毛はキューティクル、コルテックス、メデュラの3層で構成されています。キューティクルとは無色透明のうろこ状の層です。タケノコの皮のように4~10枚が重なっており、髪の毛を包み込んでいます。キューティクルは濡れると柔らかくなる性質になっており、強くこするとはがれたりかけたりします。

コルテックスは繊維状の束になっている層のことです。メラニン色素はコルテックスに含まれており、髪の色はメラニン色素の量によって決まります。

メデュラは髪の中心部分にある層のことです。タンパク質による多孔質構造になっており、ダメージを受けると多孔質構造の割合が増加する性質を持っています。

髪の周期


日本人の毛髪本数は約10万本と言われています。1本の髪の寿命は男性が3~5年、女性が4~6年で、1日で50~60本の髪の毛が自然に抜けるのです。1本の髪の毛が生まれてから抜け落ちるまでのサイクルのことを毛周期と呼ばれています。

毛周期は新しい毛髪の誕生によって古い毛髪が抜け落ちる発生期、毛髪が伸びる成長期、成長が弱まる退行期、毛髪が頭皮にとどまる休止期の4つの段階に分かれています。

髪が傷む原因とは


通常の髪の毛は4つの段階を経て新しい髪が生まれますが、髪の毛が傷むと寿命が短くなってしまうので注意が必要です。ここでは、髪が傷む2つの原因について見ていきましょう。

シャンプー


シャンプーは髪の毛に付着した汚れを除去するのに便利ですが、洗浄力の強いシャンプーを使うと髪の毛を痛めてしまう恐れがあります。特にロングヘアーの場合、シャンプーの前にきちんとブラッシングをしていないと傷みやすいでしょう。

紫外線


肌と同じように髪の毛も紫外線の影響を受けます。日光を浴び続けると日焼けした状態になり、タンパク質を構成しているアミノ酸やキューティクルにダメージを与えてしまうのです。紫外線の影響を防ぐには、帽子をかぶる、日差しの強い時間帯は外出を避けるなどがおすすめです。

ドライヤーやヘアアイロン


ドライヤーやヘアアイロンは髪に熱を与えてしまうため、場合によっては大きなダメージを受けてしまいます。髪の毛に熱が加わると水分や油分が失われてしまい、ゴワゴワとした髪の毛になってしまうのです。ドライヤーやヘアアイロンを使うときは、できるだけ短時間で仕上げるようにしましょう。

ドライヤーを使用しないで自然乾燥させる方がいますが、髪の毛が傷みやすくなるのでおすすめしません。濡れた状態を放置すると、キューティクルが壊れやすくなるからです。髪を洗った後はドライヤーを使うように心掛けましょう。

髪の傷みの修復にはトリートメントがおすすめの理由


髪が傷んだときにはトリートメントがおすすめです。ここでは、トリートメントがおすすめと言える理由についてご紹介します。

トリートメントは髪の内側から修復する


トリートメントの役割は内部からの修復です。トリートメントにはさまざまな栄養が含まれており、傷んだ髪に直接働きかけます。栄養素が髪の内部に浸透すると、潤いやコシを作っていくのです。また、トリートメントは髪の表面に膜を作る働きもあるため、栄養素が外に流出するのを防ぎます。髪をベストな状態に修復したい方はトリートメントがおすすめです。

トリートメントは大きく分けると、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。どちらも成分は同じですが、洗い流すタイプは髪全体に働き変える効果があります。髪全体の傷みの修復をお考えの方は、洗い流すタイプの方がよいでしょう。

トリートメントは髪の再生にも効果がある?


トリートメントで髪の再生を期待する方がいます。髪の修復には効果がありますが、再生は難しいでしょう。傷んだ髪の毛は穴の空いた服と同じ状態です。穴の修復は可能ですが、穴のない最初に状態には戻せません。髪の毛についても、トリートメントによるダメージの修復は期待できますが、ダメージのない最初の状態には戻せないのです。

髪の毛を健康な状態に保つには毎日のケアが大切です。「Co’Co hair works」では大切な髪を守るためのサポートやアドバイスを提供しています。

まとめ


トリートメントは傷んだ髪の修復におすすめです。シャンプー、紫外線、ドライヤーやヘアアイロンで傷んだ髪を内側から修復します。また、髪の表面をコーティングするため、内部に浸透した栄養素の流出を抑えられます。

「Co’Co hair works」ではインケアトリートメントやプラチナトリートメントをはじめ、大切な髪を守るためのお手伝いをしております。1人のスタイリストが施術にあたり、お客様の髪質に合わせて最適なスタイルを提案しております。プライベートサロンですので、髪の悩みや不安についての相談が可能です。西小山や武蔵小山でプライベートサロンをお探しの方は、「Co’Co hair works」をご利用ください。